- 鎌倉で食べる
- | 2022-07-18
源義高のすももタルト:長野県産すもも
源義高は源(木曽)義仲の嫡男。清水冠者(元服して間もない若者のこと)ともいいます。母は、義仲の育ての親、今井(中原)兼遠の娘と推定され、鎌倉時代中期から南北朝時代に成立したとされる源平盛衰記では、巴と山吹は今井(中原)兼遠の娘、今井兼平の姉妹とされることから、母は巴か山吹かもしれません。
義仲と頼朝の和睦の証として11才で鎌倉に人質として差し出され、頼朝の長女大姫(当時6才)の許嫁となります。幼い二人は仲が良かったのですが、京を制圧した義仲は、後白河法皇と対立。頼朝は、範頼と義経を派遣して、義仲を攻め、義仲は敗死。将来の仇討ちを恐れて、頼朝は義高を処刑しました。大姫は傷つき、心を病んだまま二十歳で亡くなります。
信濃生まれの義高に因み、長野県産のスモモをアーモンドクリームにのせて焼いたタルトです。
関連記事
- 鎌倉で食べる | 2024-05-04
- 重忠ビスケット 神保町へ Biscuit de Shiguétada est maintenant en vente à Jinbocho
- 鎌倉で食べる | 2024-04-30
- Voyage à Kamakura en français du 29 avril 2024
- 鎌倉で食べる | 2022-07-19
- 北条政子のパン・デピス : 蜂蜜、きび砂糖、オールスパイス